◆ゲームオブザイヤー2013 
PSVita「tearaway」
作りこまれた紙の世界、愛らしいキャラクター、PSVitaの機能をフル活用した豊富なギミック・・・
まさに、どこをとっても一級品と言って良い出来でした。
個人的には紙を切り貼りして行う、自由度の高いキャラメイクもかなり好み。
あえて苦言を言うとするならば、時々ゲーム内に自分の顔が見えることと、
ボリュームがもう少しほしかったことくらいでしょうか。
しかし、それを差し引いても素晴らしいタイトルであることは間違いありません。
何気にアクションも軽快でプレイしていて気持ちよかった。
◆Bestストーリー 
PSVita「ソウルサクリファイス」
作りこまれた「魔法使い」の世界観。
そこで生きる人々と、魔法使いの関係。
ストーリーは、絵本風デモで行われます。
絵本と言っても、字は動くは絵は動くはで見ていて飽きない。
そしてストーリーの内容も・・・・決して万人向けではない。
基本は暗く、どこかせつないストーリー。
短編集となっている心温まるサブストーリーも良い味出してました。
3月に発売される新作にも期待しています。
◆Bestシングルプレイ 
PS3「ドラッグオンドラグーン3」
選出にはかなり悩んだ。
一人プレイをコツコツやりこんだ時間で言えばラグナロクオデッセイエースや
ヴァルハラナイツ3だったし・・・。
ゲームオブザイヤーにしたテラウェイも基本一人プレイだ。
しかしそれでも「一人で楽しむ」という観点としてみればドラッグオンドラグーン3に軍配が上がった。
所々に入る下ネタ全開のネタも「一人で楽しむ」ということに拍車をかけたといっておこう。
とにかく記憶に残るタイトルだった。
◆Bestマルチプレイ 
PS3/PSVita「ドラゴンズクラウン」
このタイトルはすぐに決定した。
売りはなんと言っても「簡易マッチング」と「緩いつながり」。
「ゲームでまで面倒な人間関係はごめんだ!」と常々思っている自分としては
はじめたい時にすぐはじめて、止めたい時にすぐ止められるこの簡易マッチングが大好き。
パーティの誰かが覚えててくれないと割と面倒な”ルーン魔法”も
結構良い味を出していました。
あと、みんなでおっさんの乳首をつつきまくったり(特に深い意味は無い)。
◆Bestグラフィック 
PS3「The Last of Us」
まるで1世代先に進んでしまったようなグラフィック。
基本となるキャラモデリングやモーションはもちろんのこと、
暗闇でのハンディライトの光や、窓から差し込む日光など、
光を用いた臨場感の出し方が抜きん出て凄かった。
「このグラフィックを超える和ゲーはいつでるのだろうか・・・。
PS4やXoneになっても難しいんじゃないのか・・・。」と思ったタイトル。
◆BestBGM PS3「ドラッグオンドラグーン3」
ニーアの曲が大好きなので期待していた。
やっぱり良かった。
◆Bestヒーロー 
ミハイル(ドラッグオンドラグーン3)
「ごめんね。もう起きたよ。
じゃあ、行こうか・・・ゼロ。」
間違いなく世界で一番かわいいドラゴン。
◆Bestヒロイン 
ゼロ(ドラッグオンドラグーン3)
「言いたいのは他でもなく、夜の生活についてなんですが・・・
全くもって、ダメです。」
全ての始まりであり、今作の主人公でもあるゼロ。
惚れてしまいそうでした。
◆Bestダウンロード専用タイトル 
PSVita「勇者のくせにこなまいきだ。G」
基本無料のパズルゲーム。
・・・とはいっても、体力無限アイテムが900円くらいで買えるので、
それさえ買えばいつでも好きなだけプレイ可能。
瞬時の判断力が要求されるパズルや、
魔物の育成要素など、熱中できる要素が盛りだくさんでかなりはまりました。
ひとつ苦言を言うなら・・・後半(特に裏)がとても難しい。
◆Best DLC 
「元禄怪奇譚『化猫-津奈缶猫魔稿-』」(PSVita「朧村正」)
しっかりとボリュームのある新キャラ、新ストーリーがあり、
500円という良心価格のDLC。
「衣装500円」とか、そういうDLCが横行する中で、
こういうDLCを出したことに心から賞賛を送りたい。
◆敢闘賞 PSVita版「ファンタシースターオンライン2」
PSVita/PSP「ゴッドイーター2」
PSVita/PSP「討鬼伝」
3タイトルとも、2013年のPSVitaを代表するようなタイトルであり、
全てが高い次元でまとまっていたけども、各部門で一歩及ばず。
長くなってきたので、総評は別記事にて。